役者の「2つの疑問」

March 31, 2019

 台詞から感じ取る役の感情の流れを理解することが大切です。

台詞を言える様になるには、縦の波と横の波があることに気づかなければいけないのです。この二つの波をその役者のモノにするには、役の感情を理解する必要があるのです。ここで難しいのは感情を単なる感情という理解だけではいけないってことです。では感情をどう理解すれば良いのでしょうか?感情は立体であると理解するだけで良いのです。

立体の感情とはなんだろう?それはビジネスや人材育成、マーケティングにおいても必要なことなのです。

立体の感情を理解することにより、役の感情の深みに気づくことができ、台詞の縦の波と横の波を得ることができるのです。台詞の縦の波と横の波を得ることができたなら動きがスムーズに表現ができる様になるのです。役創りはどこからどんなやり方でも、その役者のやり方で創られていくものです。しかし、必ずぶつかってしまう壁があるのです。それは「2つの疑問」です。「答えの出る疑問」と「答えの出ない疑問」の「2つの疑問」に必ずぶつかるのです。役者は「答えの出ない疑問」の答えを探求しようとするのです。しかし、答えがでないのでずっと悩み続けてしまいます。そして大切な役創りの時間を無駄に過ごしてしまうのです。気づかないといけないのです。その疑問の答えを出すことができないことをです。それは多くの哲学者が論理的に考えても、様々な論争を繰り返しても、それぞれの答えを出すだけで、それが真実だと言う答えは未だに出ていないからです。役者も「答えのでない疑問」に役者なりの答えを出すのですが、それは明確な答えではなく、曖昧な答えであるので役創りも曖昧になり、役の演技も曖昧となってしまうのです。

役者が「疑問」にぶちあたった時に理解しなければいけないことは、その「疑問」が「答えの出る疑問」か否かか判断しなければならないことなのです。その判断ができない時は、演出の力に頼ることが一番良いのです。

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