役創りに必要なのは?

March 1, 2019

 台本に隠されたヒントをどこまで見つけ出せるのか?これができなければ演じることがマンネリになってしまう。一番最悪は、そのマンネリになっていることに気づいていないまま演じていることだ。しかし、そんな役者が多くなってきたことは現時であり寂しく思うのです。

「昔はよかった」なんてことは言う事はないのです。それより、「今は恵まれている」と言いたいのです。演劇・芝居を行える環境が整っているからです。否定されることも少なくなってきているのではと感じています。

「恵まれている環境」だからこそ、低下してしまったことがあります。

それは演じることです。そして演出力です。私が素晴らしく演じられ演出ができると言っているのではありません。世の中には素晴らしい役者も演出家も多くいます。しかし、演劇、芝居が安易に行い易くなってきた現代では、育つ、育てる前に止めしまう、諦めてしまうと言うことが多くあり、それが原因で、「演じれない」「演出できていない」という現実を招いてしまっていると感じるのです。

 

 

台本には演じる為のヒントが多く隠されています。台本には演出する為のヒントが多く隠されています。それは明確に書かれているのではなく、読み込んでいくと浮き上がってくるものなのです。

まるで立体画像を見ている様に浮き上がって解かってくるのです。そこまで読み込むことができるのかが問題になってくるのです。

書かれている台詞やト書きの意味や台詞の間に書かれているト書きなどを読むと自然とその役の立場や個性、癖などなど、その役の個性が解かってくるのです。そこからその役の理解を深めていくことができるのです。特に間違ってしまうことは「年齢」の間違いです。現代劇ではそんなに問題ではないのですが、無◇垢の提供する内容は現代劇ではなく、過去の物語です。2019年に生きている私たちが、1300年代のお芝居をする時に、設定されている年齢を現代に合わせると内容と食い違ってくるのです。2019年の現代の寿命は平均70~90歳です。100歳を超えている方は6万人以上いる現代です。では1300年代の寿命は何歳だったのかを理解しなければならないのです。設定が40歳とすると、現在の年齢は60歳以上くらいの年齢になるのです。その様に演じるときに役のことだけに注視しないと、間違いに気づき難いことに陥ってしまい演じ難くなったり、理解できなかったり、演出とのコミュニケーションがとれなかったりしていくるのです。演出もその事を理解して、役者を導いていかなければ全体的の完成度が低くなってしまったり、芝居事態が壊れてしまったりするのです。

 

 

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