気持ちの良い嘘と気持ちの悪い嘘

December 14, 2018

役を創るとは?

役者にとってそれは当たり前であり楽しみでもある。

役創りとはいったい何だろう?と考える役者は多くいるのです。

役創りを一言で言うと「人材育成」ではないだろうか?

一人の人物を文字で読み取り表現していくのだけど、その人物の人生の一部を生きると言うことになるのだが、舞台で演じる部分だけを理解しても表現する事ができないのです。

その人物の生まれた時から表現する部分、そして物語が終わってからの人生の最後まで全てを理解してこそ初めて表現できるのです。それを演技と言うのです。だからこそ役育てる、役者自身で育成していく、正しく「人材育成」である。

 台本の中で一番初めのセリフは、突然生まれた言葉ではないのです。その瞬間までの何かしらの影響が、その言葉を発せさせているからです。そこまでの人生の理解を得ることができていなければ、初めのセリフは言い間違えてしまうのです。そうなってしまうと役は表現できなくなる。それ以後のセリフも間違えていくからです。

 

舞台表現は嘘だと言うことを理解しなければいけないのです。観客も同じである。嘘を理解してその中にある事実を理解するのです。だからこそ「気持ちの良い感動する嘘」を魅せなければいけないのです。

役者は手品師でもマジシャンでもないのです。舞台上では種も仕掛けも持たない、自身の創り上げた経験から育成した人物を生きるだけなのです。だから成りきると言うより「役そのモノ」でなければいけないのです。それであるから「気持ちの良い嘘」を魅せられるのです。

 

役創りの時に必要になってくるのが「感情の融合」なのです。役者は「立体的な感情」を理解していなければなりません。それを理解していなければ「感情の育成」ができないからです。

「感情の育成」ができない役者は表現も平面的で魅力もなく自己満足的な結果を創りだしてしまうのです。それは「気持ちの悪い嘘」となってしまうのです。

 

役者は役創りがどんなモノなのかを理解せずに表現を行ってしまうと残念な結果を迎えてしまうのです。「気持ちの良い嘘」を魅せることに全力で挑まなければならないのです。

Brain Laboの育成術は役創りから構築されたモノだです。役者の役創りを分かりやすくし、役者の能力を向上させる事もできるのです。

 

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