大人って何歳から?2

September 25, 2018

◇3つの「初心」

「初心」は、「最初の志」に限られていません。人生の中に幾つモノ「初心」があるのですが、その中でも、「3つの初心」に注目してください。

 

● 若い時の初心

● 中年期の初心

● 老後の初心

 

この「3つの初心」を忘れてはいけないのです。

◇ 若い時の初心

24~25歳頃の事を言います。その年をとる前に、稚児の姿が可愛らしい0~16歳の子供時代があり、心身の変化が成長し苦労する17~23歳の青年時代がある。それを超えて24~25歳となり、いわば成人して声も落ち着き、何事にも振る舞えるようになる。

そうすると周りから煽てられ褒めそやされる。そうあると「自分はもしや天才なのかも」なんて思ってしまったりする。

実はそれが落とし穴なのです。

それは、その時々の一時的な「花」に過ぎないのです。

ここでのぼせ上がってしまうのはとんでもないことです。

まさにこの「花」が「初心」なのです。

それをあたかも道を極めたかのように人々に話をし、さもその様に振舞ったりするのは、あさましく嘆かわしいことでなのです。

むしろこの時期に自身の未熟さに気づき、周りの先輩や師匠に質問したりして自分を磨き上げていかなければならない。そこで満足して何もしなければ「能力」も「開花」しなくなります。

新しきものへの関心からみんなが褒めたたえてくれる時、その中に安住してはいけないのです。そこでいろいろと勉強しなおして初めて、その上のステップに行けるのです。

 

 

◇ 中年期の時の初心

その上のステップに行っても、また「初心」は来る。それが、中年期の壁なのです。三十代半ばからが一番良い時だと考えている。逆に言うと、この時期に良いと思えない人に、それ以上はないのです。年齢的に言えば後は老いが見えてくるのです。ここに壁があります。この時期を良いと思えない人もいるのです。良い時期として過ごせなかったらどうしようと大勢の人が思うのです。ここに次の初心が来るのです。

 

◇ 老後の初心

「老いて次の初心が来る」

年を取り、身体が動かなくなってきた、この壁をどう越えていくのか?ここに次の「初心」があるのです。

実は非常に重要な意味に気づかなければなりません。

年を取ったからといって人生は終わりではないと言うことです。

その後があるのです。老いてこそふさわしい人生があるのです。それに挑むべきなのです。それこそ「老いの美学」なのです。

 

◇ 「初心」とは何?

「初心」とは、今までに体験したことのない新しい事態に対応する時の方法、あるいは試練を乗り越えていく時の戦略や心構えと言える。その試練の時に、自分で工夫して乗り越えよう、あるいはその時の戦略を忘れずにいよう、と言うことでなのです。

「初心忘るべからず」とは、「若いときの気持ちに戻って」と言う意味ではありません。

 

◇ 人生の3つの初心

3つの初心の背景には、人生の過ごし方のプログラムがあるのです。その段階ごとにぶつかる課題や困難をどう受け止めていくか、どう乗り越えていけばよいかが込められているのです。

 

◇ 大人は何歳から?

ようやく本題に戻ってきました。ここまで読まれた方は、大人は何歳からだと読み取りましたか?それは、初めての「初心」を迎える24歳~25歳なのです。0段階から3段階までは根幹つくり、24歳から50歳~は能力向上、才能開花となるのです。

 

簡単に書きましたが、これだけではなくBrain Laboの育成術「自分力」は世阿弥の7段階のステージとオリジナルフローを仕組み化してお伝えしています。

様々な場面で使える「自分力」は人の学ぶ為の根底を創ります。

                    

                参考・「世阿弥 風姿花伝」より

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