物語の要因的概要「零落の大地に咲く花」

May 9, 2018

革命暴動の土台

 

ピアノ弾きの魔女の家系に生まれたララとシャルロットは、共に音楽を厳しく教育されていく。ララは教育に真摯に向き合い能力を向上させ才能を開花させていった。シャルロットは厳しい音楽の教育に耐えられずに能力を向上させられずに才能は開花する事がなかった。

シャルロットはおしゃべりが好きで好奇心旺盛であった。

二人の母であるピアノ弾きの魔女ソシエ・コーディーは、大地の魔女ルーシー・メイのライバル的存在であった。魔女の二代家系(大きな一族)としてピアノ弾きの魔女家系と大地の魔女家系が存在していた。その他にも多くの家系があったが、世界に散らばり後継難に陥っていた。その中で後継者を育成する事ができ家系を護って来れたのがこの二代家系であった。

 魔女の家系は女児の誕生とその存在が強く喜ばれ、男児の誕生は重んじられなかった。その為女児は家系である稀なる特殊な能力を磨き挙げられていくが、男児は15歳になると一族を出されて一人で生きていくことを強いられた。簡単に言えば一族から捨てられるのであった。家系を出された男児の所存は以後分からなくなるのであった。

ララとシャルロットは双子の姉妹でありどちらかが後継者として選ばれる立場であった。しかし、ララとシャルロットには大きく能力の違いがみられた。

 魔女の家系に産まれた女児は、産まれてから100日目に持って産まれた脳力を試されるのであった。その能力の有無や高低によって後継者が決められるのであった。しかし、後継者となる女児が産まれなかった、若しくは、子が授からない、結婚しない時には魔女の家系ではない処から女児を引き取ることもあった。

 大地の魔女ルーシー・メイは若くから王の魔女として国の守護を担ってきた。その為に生涯の伴侶と我が子を得ることが出来なかった。その為、罪人が牢獄で産み落とした女児を引き取り跡継ぎにしたのであった。それがダイアン・ガードナーである。当時2歳の時であった。

ピアノの弾きの魔女ソシエ・コーディは夫と2人の娘と暮らしていた。そして、その村人達に襲撃されたのであった。ララとシャルロットの目の前で父親は斬首され、母ソシエは生きながらにして火刑に曝されたのであった。ララとシャルロットが6歳の時であった。

世界では魔女の排除的思想が浸透し始めていたのであった。「魔女狩り」と言って魔女を強く排除する地方もあった。

ララとシャルロットは村人に捕らえられ虐待的立場に置かれていた処を大地の魔女ルーシー・メイに助けられたのであった。ダイアン10歳、ララとシャルロット8歳の時であった。

 ダイアンとララは順調に能力を向上させていったが、シャルロットだけは魔女の素質よりも普通の女児の素質の方が向上して行った。魔女ソシエの着けた名前の意味が明確に出てきたのであった。その事により、ダイアンとララからの阻害感を得る様になっていったのであった。

 ダイアン25歳、ララとシャルロットが23歳の時に、クライシス・ダルク4歳とヨゼフィーネ・ダルク2歳の姉妹がダイアンによって引き取られて来たのであった。クライシスは月詠みの魔女の家系であり、ヨゼフィーネは化身の魔女の家系であった。

 ダイアンは排除されいく魔女達の救済の為に力を振るっていたのであった。ララは孤児の救済に励みを出していた。シャルロットは能力を発揮していくのであった。ダイアンは世界を周り、ララは孤児の育成とクライシスとヨゼフィーネの魔女的教育を行い、シャルロットは王宮楽団の指揮者として、それぞれの道を歩んでいったのであった。

 このそれぞれの生き方が、以後に起きる革命暴動の土台になっていくのであった。

 

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