演じる事に一番大切なのは?

May 1, 2018

演じる為に必要な事は「追求」なのです。でもただ「追求」すると言っても、その演者の追求力がどのレベルにあるのか?と言うところなのです。

演者は追求力があると思われますが、実は意外と追求力が乏しいのです。これはペルソナターゲット分析と同じです。与えられた役を誰よりも、その演者が理解していくと言うことなのです。

台本を与えられると書かれているセリフに頼った演技になってしまうのは現実であり、それが当たり前になってしまっているのです。

実際、一人の人物を演じるには、その人物の人生を振り返り、一人の人物を構築していくのですが、構築が甘くあり、なりきりが出来ていない場合が多くあるのです。このなりきりができるできないかが伝わる演技に関わってくるのです。

 演者には2種類あります。下記となります。

 

①自分自身が役として演じる。 

②自分を役に近づけて演じる。

 

もっと分かり易く言うと下記になる

 

①狭義的演技 ②広義的演技

 

この2種に分かれるのは、個人の得意不得意で決まるのです。これは個人の「思考力」に関わってきます。

これからは、この「思考力」の優れた者が選ばれていく時代になっていくのです。簡単に言えば「思考力時代」の幕開けとなっていきます。

 

「思考力」とは、考える力です。

「考える」とはどんな働きをするのしょうか?

心理学では、思考と言う働きは、観察や記憶によって頭の中に蓄えられた内容をいろいろ関係づけ新しい関係を作り出す働きとみなされているのです。

「思考力」は、関係づける力であり、下記の3つの基本形から成り立っているのです。

 

①思考の基本形 ②創造力 ③問題解決力

 

上記にある2種類の演技で、もっとも「思考力」を使うのはどちらなのかが分かります。

 

①狭義的演技 < ②広義的演技 

となるのです。

 

役者が演じる時に悩みの坩堝に陥ってしまうのは②広義的演技なのです。ここで関わってくるのが、演じ易い役と演じ難い役です。役者にとって演じ易い役、演じ難い役は1種類です。それは距離感が重要なキーポイントです。この「距離感」が「思考力」の使う度合いに関係してくるのです。では、何の「距離感」なのでしょうか?演じる役者自身と役の「距離感」なのです。近くなるほど演じ難い役となり、遠くなるほど演じ易い役となるのです。

 

役者を目指し始めたときに一番にしなければならない事が1つあります。それは、基本練習の発声や体力つくり、柔軟なのではなく、これをしているか否かで、①狭義的演技の役者か、②広義的演技の役者になるかが決まってしまうのです。

現状、プロダクションや大学、専門学校などでは、この1つのことを行っている所はないのです。だから最近の役者は①狭義的演技の役者が多くいるのです。それが最近の演劇(芝居)の面白さを失くしてしまっている原因の1つなのです。そして、この1つの事が演じる事に一番大切なことなのです。

 

この演じる事に一番大切なことってなんだと思いますか?

これは生きていく上でも、ビジネスでも、大切な事です。

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