「迷走」したなら「指針」に戻れ!

October 12, 2016

 「天空のハルモニア~ピアノ弾きの魔女~」稽古が進んできています。

 

稽古が進むと必ず分からなくなる事があります。何について分からなくなるのでしょうか?

それは、様々。役者の個々人がそれぞれに迷走していくのです。それは稽古の状況や台詞の放ち方、台詞に乗せた感情がどの様に融合していくのか観れば分かるのです。

 

台詞を聴いていれば、その動きが分かるのです。それは何故でしょう?

「みぶり」 「しぐさ」は身体の内側で起こることが身体の外側に表れてくるからです。

役者が役作りをしていくうえで、内側から創っているのか?それとも表面上だけの創りなのか?直ぐに分かるのです。これは観劇に来たお客様にも直ぐに分かってしまうのです。

なぜ、お客様に直ぐに分かってしまうのでしょうか?

それは 「伝わらない」 からです。

「伝わらない」 「伝わる」と言う事の仕組みを理解しなければならないのです。

大抵の役者はこの事を意識しないで役作りに励んでいるのです。

役の理解を困難なものにしてしまい、役を演じる事に対して遠回りしてしまっているのです。

 

 

「組織の中で迷走したなのなら」

 

組織表現を行っていくうえで必ず迷走してしまうことがあります。

今行っている事の行く先が「分からなく」なる。

「間違った方向」に進んでしまう。これは必ず起こることなのです。起こらないと思っているリーダーや組織は愚かである。その事に気づかなければ全てを失くしてしまうのです。

リーダーの資質のひとつとして求められるのは 「問題意識」 です。

これはどんな組織のリーダーであってもです。

芝居の練習を行う為のリーダー・演出家も、必ず 「問題の発生」 があると意識しておかなければならないのです。

 

 

 

 

問題は最初から大きなものではないのです。

問題が小さいうちに発見することが、リーダーの資質なのです。

「問題意識」 があっても、小さいうちに発見することができなければ資質とはいえないのです。

芝居の稽古中に発生した問題も早く発見し解決しなければならないのです。

そこで何を言っても、どんな解決方法をもって挑んでも、 「思い出す」 ことができなければ解決できないのです。

何を 「思い出す」 ことが必要なのでしょう?

それは「指針」です。

「迷ったら」 「悩んだら」 「問題発生したら」そんな事が起こったら、 「指針」 に戻れ!

リーダーは皆に 「指針」 を思い出させなければならないのです。

個々人の問題を解決していては、本来の芝居の稽古が行なう事ができずに本番の公演さえも危うくなってしまうからです。だからこそ、皆に 「指針」 を思いださせることで、問題を解消解決に導いていくのです。簡単に言えば個人の問題を解決するのではなく、組織全体で問題を解決していくのです。

 

組織表現では問題を 「排除」 する事はしません。常に 「包括」 の精神でなければいけないと言う事です。

そうあるからこそ解決へと進むことができるのです。

解決する事を積み重ねていく事によって組織力を強固なものにしていくのです。

芝居を行う組織は、大抵、劇団です。

劇団力を強固なものにするには、問題を解決していく経験が必要であるということなのです。

その解決には必ず 「指針」 が必要でありキーポイントになるのです。

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