人間の内側に起こること

October 9, 2016

表す事、表れる事を目的としない、芝居小屋以外では、そんなこと問題にしない「しぐさ」//実践動作とは別に、表すことを眼目とした動作もあるのです。

 

表現動作・姿態とか表出運動・姿態と言うのがそれです。

 表出と言うのは、人間の内側に起こることが、心理的・物理的統一体としての人間の本性からして、身体の表面に表れることです。

 

内外の照応は、ある表出運動や姿態の外形をただ機械的にも「ものまね」するだけで、それにみあう内的状態や過程、感情や情動などが、たとえのその徴しだけにせよ、心に感じられるほど密接なものなのです。

感情や情動と表出運動との関係は、「悲しいから泣く」 「嬉しいから笑う」 「恐ろしいから逃げる」 「意気消沈しているから首をたれ、渋い顔し、溜息をつき、足を曳きずって歩く」と言う、或いはその逆に、「泣くから悲しい」 「笑うから嬉しい」 「逃げるからパニックや恐怖が生まれる・・・」と言う原因・結果の関係ではない。

 

ここで理解しておかなければいけないのは、「心の仕組み」と「感情は立体である」「情動」であります。その理解がなければ表出運動の理解は中途半端になり、「心」と「身体」の関係、「想像」と「創造」の関係が理解できないのです。

 

Please reload

特集記事

「伝える人」になる。

October 5, 2016

1/3
Please reload

最新記事

October 18, 2019