affection=変状
更新日:2019年9月19日
刺激による変化のことを変状と言います。
「触発される力」とは、ある刺激を受けて「変状する力」なのです。
変状とは?普通と異なった状態と言う意味です。
触発とは?モノに触れて爆発、発動すること。(それがきっかけとなって)急に衝動・感情などを誘発すること。
「刺激」 → 「触発の力」 → 「変状の力」行動
「自分力」では、この「刺激」を意識的に受体することによって自身を触発させ変状させていく事を狙っているのです。
「良い刺激」で「良い触発」を起こし「良い変状」をもたらせていくのです。
「変状する力」=「行動する力」
自身の変状する力の性質を知ることが大切です。
刺激a → Aとなる(触発の力) ⇒ 働きかける(変状の力)欲望となる
繊細な精神の持ち主、やや活動能力が低い状態にある人
例) 嫌味 → 刺激 → 精神の不安定 ⇒ 変状の力 ⇒ 力は低下し外部からのネガティブな刺激に対してよりいっそう脆弱に置かれる。
⇒不安定な状態から抜け出そうとする ⇒ 忘れようor気にしないようにする
(コナトゥースの働き) (欲望)

ここでしっかり理解しておきましょう4つの言葉の意味を。
欲望 欲しがる心。不足を感じて、これを満たそうと望む心。
野望 身の程を超えた大きな望み。望んではならない不届きな望み。非望。
希望 未来に望みをかけること。こうなればよい、なってほしいと願うこと。
理想 考えうる最も完全なもの。最善の目的。
他者からの行動 (外部)
何かしらの有事
↓(刺激)
変わる心の状態 (変状の力)
↓
症状+組み合わせ
↓
症状に対する心の動き (コナトゥースの動き)
↓
満たそうとする心の動き (欲望・希望・理想・野望)
上記までに書かれた内容は、難しくあり理解するのに時間がかかるのです。Brain Laboでは「自分力」をお伝えしています。上記の内容を分かり易くした「オリジナルフロー」があります。スピノザ哲学と合わせて次回に説明していきましょう。