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4つの心の窓


「ジョハリの窓」を知っていますか?

コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考える為に提案された考え方なのです。

1955年夏にアメリカにて催行された「グループ成長の為のラボラトリートレーニング」席上で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになった。二人の名前を組み合わせたもので、ジョハリという人物はいないのです。

図を見てください。障子の格子の様に図解し、格子をその四角の枠に固定されていないものとして、格子のみ左右上下に移動しながら考えると、未知の窓が小さくなれば、それはフィードバックされているということであるし、開放の窓が大きくなれば、それは自己開示が進んでいるととることができるのです。

Brain Laboでは、独自の解釈を用いています。心は格子で移動で大きくなったりすると言う部分を風船に例えて解釈しています。図を見比べると分かりやすいです。

上図では障子の格子で表されていたものが、風船の形で表されています。これによって4つの窓が自由性をもつことができます。それぞれに影響をし合う事もでき、独自で大小になることもできます。この図案と解釈の方がより人間を人間的に表現する事ができます。

前回のブログ記事で「心」には2つありますと書きました。1つは「意識できる心」、もう1つは「気づかない心」です。Brain Laboでは、「意識できる心」が「秘密の窓」であり、「気づかない心」が「未知の窓」と解釈しています。大切なのは「気づかない心」の「未知の窓」なのです。それは、外部からの刺激を受けるのが「気づかない心」で「未知の窓」だからです。

普通に生活をしていると意識されない部分なので「気づかない心」で「未知の窓」と名づけられています。自分の内部と外部というブログ記事をアップしたことがありましたが、この図案の上の「開放の窓」と「盲点の窓」が外部であり、「秘密の窓」と「未知の窓」が内部であると考えてください。外部からの刺激を先に受けるのが「未知の窓」であり、刺激を受けると膨れていき破裂すると「秘密の窓」が刺激されるのです。「未知の窓」が膨れて破裂する大きさや早さは、その刺激事によって変わってくるのです。刺激を「未知の窓」である「意識しない心」で受け膨れ破裂し、「秘密の窓」、「意識する心」が刺激されるのです。刺激された事は、自分の心の中で「秘密」となり、それが蓄積されることにより気づかな行動にでて第三者から観られていたり、友人知人に話したりするとコミュニケーションになり自己表現に繋がっていきます。

人材育成(子育て)において、刺激が大切なのです。「意識しない心」から「意識する心」に繋がりを理解しておかなければ、人材育成が好くも悪くもなるのです。これを理解できていれば「人は何モノにもなれる」と言うことが理解できるのです。人材育成には「7つのステージ」という段階で理解していくと、子育ても社員育成もどうすれば良いのかという方向性が見えてくるのです。方向性がわかるということは育成においての指針も見えているのです。しかし、育成を行う前に育成計画があった方がよいのです。それはどんな立場で育成を行うことになったとしても、覚えていると役に立つのが「7つの約束」なのです。

でも一番覚えておかなければならない事は、

「人は何モノにもなれる」

目の前に居る相手が「何モノ」になるのか?その想像ができていなければ育成の指針も方向性も見えないままに育成を行ってしまうのです。それは育成する側の責任なのです。

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