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自由な演技が全て

演出の構想が役者の構想を抑制させてしまう。昭和(工業社会)ではそれでよかったが、平成令和(情報社会)ではそうはいかない。

昭和(工業社会)の終わり頃より、人は変わり始めたのだ。それが平成で変わってしまって、令和に引き継がれて、変わった人たちが社会を支えている状況になっている。

社会は便利になり、掌に小型パソコンを持てる時代となったのだ。

その反面世界では気候変動に環境変動と地球が不健康になり、地球自体で健康に戻れなくなってしまったのだ。

そんな状況の中で、飛び交い溢れる情報と乱れていくコミュニケーションにより、人は想像する能力を手放してしまったのだ。ここが問題となっている。

演出の構想で象っていく演劇だが、演出自体に想像能力が薄まってきているせいで、演出ではなく、自分勝手な作り手になってしまってるのだ。そのことにより、能力に至らない上に高度な演出を行おうとして、経験のない机上の空論的な発言と実行が行われ、役者を壊していく。