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演劇は社会を変える力がある!

更新日:2021年4月17日

演劇をする理由は何か?

そんな質問をすることがあるが、返答で一番多いのは「演劇が好きだから」「演じたいから」等々だ。

僕の経験で、プロダクションのオーディションや、何かしらのオーディションでも同じ質問を何度もされた。その中でも印象に残っているのは、某プロダクションの最終審査での社長とのグループ面接だ。最終審査に残った10名と社長とのランダムな会話的なディスカッションだった。

社長からの質問が「演劇をする理由は?」だった。

最終審査に残った10名の7名程は「演劇が好きだから」とか「俳優の○○さんに憧れて」とか、社長は真剣にその答えに向き合ってはいたが、多くの時間を費やすことはなかった。

残りの3名の答えは、それぞれの人生の経験の中から、「演劇に何かしらの力がある」そんな話をした。社長の姿勢が前のめりになり、3名の話を時間をかけて聴iいていた。その時の社長の顔の表情が生き生きしていたのがとても印象的に今も忘れられないでいる。

3名はプロダクションに所属となった。残念なことに僕は1年で退所となったが、後の2名がどうなったかは不明である。

演劇をする理由、「好きだから続けられる」って勢いよく言っている役者は多くいるが、それは間違っていない。しかし続けるには力が小さすぎる。なので、もっと力のある理由を見つけてほしい。

僕はこの年になって「演劇をする理由」の質問には、こう答える「社会を変えたいからだ」と。

現在G-mukuには、僕しかいないが、現在の役者たち、今役者を目指す人たち、プロではなく趣味で演劇をする人たち等々に、教え伝えていきたい「演劇は社会を変える力がある」その意識の上で演じられる演技には、きっと「人の心を動かせる力がある」と信じている。

ワークショップもその為に行っている。役者の熱い気持ちを育てたい!演出に動かされている役者ではなく、自分から動く役者を育てたい!演劇に諦めない役者を育てたいと強く思っている。

決してこのようなワークショップに関わっていけないと僕自身も思うのだ。しかし、行き詰っているのなら「学び来い!」。成長したいなら「学びに来い!」。演劇で社会を変えたいのなら「学び来い!」。

劇団事「学びに来い!」。


今現在の社会の矛盾を明らかにして、今現在の社会ではない別のよりより社会の素晴らしさを示していこうじゃないか!



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