演じることの深さを知ることは素晴らしいことだ。

「独自性」って何?それはその人の独特な個性だ。

それって役者に必要なことだよね。でも、最近はこの「独自性」が薄くなってきていると感じるんだ。

それは僕だけ?

最近ですが、観劇した舞台でもそれは強く感じたんだよね。

なんでも長く行っていくと、「慣れ」が生じてくるんだよね。これは危険なんだ。本人が気づかないことが多いからだ。無意識の行動なんだ。

成功には弛みない果てのない学びという非常に重要なプロセスを台無しにしてしまいがちなところがるんだ。この状況を作りだしていくのが「慣れ」なんだ。(諸説ありますが)

だからこそ役者は常に自分に問わないといけないんだ。

「自分を疑え」 「自分に意義をとなえろ」

向上心ある自己的思考法に、必要不可欠な行為を、勝利はいともたやすくやめさせてしまうんだ。

今日の演技と昨日の演技の違いを明確に理解できることが求められているんだね。

3回公演でもね、初演から千秋楽までに、微妙でも、大きくとも変化があるのさ。全く同じ演技をすることは無理だからね。それはね人間が経験を積んで成長するからなんだ。その経験を無視することは出来ないんだよね。昨日の舞台の経験が今日の舞台での演技に活かされるんだ。そのことを踏まえて自身の演技を理解しなければ、自身の演技に飽きてしまい演劇を辞めてしまうのだ。常に自身の成長を確認することが成長の一つのプロセスなんだよね。

最近の演劇を教える場では、この自身の演技を確認するってことを教えてくれてないんだ。それは役者本人の自己責任の様に、知っているのは当たり前だろうってな「根拠の無い大丈夫」の様になっているんだよね。それは教える側の無責任であって、教えるが側の無知さではあるんだよね。

時代は変わっていく。僕が演劇を始めた頃は「工業社会」だったんだ。でも今はね「情報社会」なんだ。この社会の変化と同じで、人も変わってきているわけ。しかし、演劇の世界では変わらずに「工業社会」の時から変わらないままであり続けているんだよね。でもその時代に演技してきた先人たちは「独自性」が強くあったんだよね。どんな演劇のやり方が良いのかなんて分からないけど、今この時代にあった演劇を行っていくことが大切なんだけど、薄くなってきてきている「独自性」を濃くしていくことが求められているのだと僕は強く感じるんだ。

でもね、「情報社会」の人たちに、「工業社会」のやり方で演出したり、指導したり、育成しようとしても、育てることはできないんだ。

育成するときに勘違いすることがあるんだ。それは簡単な勘違いだから直ぐに修正することができるよ。育成といっても、育成のプロセスを伝えて見守るだけ、育成していくのは、本人そのものなんだ。簡単に言うと、自分で自分を育ててるってことなんだ。

育成のプロセスなんて沢山あるんだ、伝え方も沢山あるんだ、相手に合わせてどんな方法でどんな風にするかは相手をよくみて行なわなければいけないんだ。もっとも大切なことは環境なのです。育成できる環境をどうつくるかです。ここが一番難しく大切なのだ。

育成の為の「3つの状況」

◎育成される側の成長したいという「心の状況」  ●育成する側の「怒をかけた心の状況」

◎育成される側の成長するための「身体の状況」  ●育成する側の「怒をかけた身体の状況」

◎育成される側の成長するための「環境の状況」  ●育成する側の「怒をかけた環境の状況」

育成にはお互いの持てる「3つの状況」が合致していることが求められるんだ。ひとつでも合致してなければ育成はしづらくなり、どちらかに負担が大きくのしかかってしまうのさ。

この「3つの状況」は演劇を創るときにも同じなんだ。簡単に言うと、人間が成長する為に必ず必要なものだってことさ。

特に、これから向おうとしている新しい社会「超スマート社会」においてはね。だって人間がまた変わっていくからさ。それは「3つの状況」も変わるってことなんだよ。

でもね、いくら時代が変わっても、この「3つの状況」は変わらないんだ。それにプラスして、育成の為の「7つの約束」も変わらないんだよね。

演じることに深さを知るためには、この育成での「3つの状況」がとても必要になってくるんだ。それはね、役創りにもこの「3つの状況」を活用するからなんだ。文字だけの情報では演じることの深さをしることができないんだ。それは役者としての成長を惰性的にしてしまうのさ。とても残念なことなんだよね。

そうならない為に、学ばなくてはね。

演じることの深さを知ることの素晴らしさを知るにはね。

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