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本を読む。

感染症が蔓延していて、自粛生活も終り、だんだんと元の生活に戻りつつある雰囲気ですが、完全には無理なようです。劇団の本番の予定日が過ぎ、「本当は本番だったなぁ」なんて思うことはなく言われて気づくしだいでした。が、時代や社会の合わせてリモート稽古を始めました。

台本を読む稽古であるけど、リモートでもうまくできるものだなと感じたのです。しかし、声を大きく出すことができないので、役として感情を込めていくことができないのです。なので、理論的な理解を深めていくことを中心に立ち稽古がスムーズに行える手順をとっているのです。

しかし、今回の台本を読むにあたって新しい試みは、作者を理解することを組み込んでいるのです。今まではそこには踏み込まずに、台本の進行に合わせて気づかないうちに、作者の心情を演出として伝えてきたのです。しかし、今回の台本は少しばかし難しいのです。作者の人生を理解することが、台本の内容を理解することの近道なのです。

さてさて、リモート稽古2回目でしたが、難しい内容に奮闘しながら役を浸透させていくのですが、それはまだまだ先のことのようです。

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