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意識とは「観念の観念」

無意識から意識する。これが「自分力」の基本となる「観念の観念」であり定義なのです。

これを分かり易く説明したのが以前にもご紹介した「ジョハリーの4つの窓」なのです。

この図案はBrain Laboで「ジョハリーの4つの窓」を独自な解釈をた図案となっています。オリジナルの図案を観られたい方は検索してくださいね。図案内容は変わりません。

ここで理解して欲しいのは、Brain Laboの定義である「観念の観念」という、無意識から意識するという仕組みです。

これは人の「心」の話になるので、どうしてもスピリチュアルな話になります。なので、なかなか理解し難いことに陥っていきます。そうならない為に前提で理解しておかなければならないことは、「心」と「思考」は違うということです。分かり易くいうと「心」と「脳」ということになります。「心の観念」と「脳の観念」という方が良いのかもしれません。


上記の図案での下段にある「秘密の窓」と「未知の窓」に注目して書き進めていきます。

「秘密の窓」は、自分だけしか知らない自己であり、「未知の窓」は自分も含め誰も知らない自己です。ここで、「心の観念」は「未知の窓」となり、「脳の観念」は「秘密の窓」となります。

外部からの刺激が先ず「心の観念」に影響を及ぼし、「心の観念」が増幅していきます。増幅していくと「頭の観念」で気づきが生じてきます。この仕組みが「観念の観念」であり「無意識から意識」となるのです。

欲しいモノを目にすると精神にはそれが手に入れたいという欲望が増幅してくるのです。

無意識(心の観念)

   ↓

「今自分はこのモノが欲しい」という欲望を抱いていると気づくのです。

意識(頭の観念)


「無意識(心)の観念」によって「意識(頭)の観念」が作られる。言い換えれば、「刺激によって何かの閃きが生じ、考えが作られる」、これが意識するという仕組みなのです。

意識(頭の観念)というのは観念(心の観念)に対する高い水準であり、観念に対して派生的、二次的なモノということになるのです。

意志として感じられる観念が精神の中に現れた時も、それについての観念を高い水準から形成することで、その意志が意識されることになるのです。これが「自分力」の基本となる「観念の観念」という定義になるのです。