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役者の力と影響力

役者は稽古で経験を積み重ねて演技を向上させ、役を成長させていくのです。

演技の向上は、積み重ねに比例していきます。経験を積んでいくことによって様々な技術が自分のモノになっていきます。演技の向上には知識だけでは足りなく、能力が問題であるのです。そして能力とは技術であることを理解しなければならないのです。

知識+技術=演技の向上

心という実体性のないモノについて、如何にして技術は可能であるかと考えなければいけないのです。

才能ある役者とは、他の役者が創り得ない演技を創り得る役者が、才能ある役者なのです。

創ることによって知るということが大切なのです。

役者の人格とは?役者の自由とは?秩序である。

これを理解することができなければならない。そして、理解できるとき主観主義は不十分となり、客観的なものを認めることができる様になる。


外的秩序は強力によって創ることができる。

しかし、心の秩序はそうではないのです。

役者の力と影響力