「自分力」を理解して「演技」から「演劇の完成」を導く。
自分がどんな役を当てられるかなんて、発表されるまで分からないことであって、でも期待している役でなかったり、気に入らない役だったりする場合があるのです。
この役に興味を持つということは、社会生活においても大切なことだったりするのです。人に興味を持つことと同じだからです。
ここで理解しておかなければならないのは、興味だけでは役を理解していくことではできないのです。興味から関心へと活動能力を増幅させていかなければなりません。

この興味と関心の仕組みと関係性を理解していると、自身の役創りに大きく影響していることに気づくのです。
そして、この興味と関心は、Hospitalityから派生してくるのです。様々な「能力」は「心」で養われるHospitalityから始まるのです。そう理解して「能力」の向上がどうあるのかを納得することは簡単なのです。
劇団無◇垢での育成法は、Brain Laboの「自分力」に反映され構築されているのです。構築された「自分力」を使い劇団無◇垢の演劇(芝居)の稽古で役者を育成しているのです。Brain Labo、劇団無◇垢で大切にしているのは、「矜恤の心」と「忠恕の心」です。どちらもHospitalityなのです。
「自分力」の仕組みを理解して、「演技」を向上させて、演劇(芝居)を創り上げていく人材として成長していくのです。この「自分力」は人の成長にとってはなくてはならないモノなのです。
「心」で養われていくHospitalityは、0~6歳の間に親から受ける「愛情」によって大きな影響を受けます。そこから多くの出会いの影響と自身の気づきで育成されていくのです。育成されていくHospitalityの増幅(成長)と同時に「興味」と「関心」が増幅されていくのです。「興味」から「見る」という行動に繋がっていくが、無意識な行動になってしまうので記憶に残らないことが多いのです。「興味」から「関心」へと活動能力が増幅されていくと「観る」という行動になります。「観察力」が向上してくるのです。

この「観察力」は、役創りにとても必要な能力のなのです。他にも社会生活、ビジネス等々にも求められてくるモノです。一言で「観察力」と済ませるのではなく、多数の能力をまとめた「能力」なのです。
「観察」+「洞察」+「想像」=「推理」これが「観察力」となります。役者が当てられた役に「関心」を持つことが、役創りの土台となり、その役を「観察」することによって形成していくプランを立てていくことができるのです。