​劇団Ping Pong DASH

​ティモテ岡本

​「百足丸

  ~色糸紬城のちちゆ~

​桃十郎

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幼少の頃に住んでいた集落を野武士に襲われた。父母、村の大人たちは残虐され、子供たちは売られていった。幼き頃は寅蔵と言われ姉は梶と呼ばれていた。寅蔵は梶と生き別れとなり、硫黄採りに売られてしまった。しかし、過酷な硫黄採りの労働と硫黄の煙により直ぐに病に陥り捨てられてしまった。野垂れ死にする寸前にあった寅蔵は、旅の途中に通りかかった安 堅(やす けん)に拾われ一命を助けられた。安 堅は絵描きであり、その術を長きに渡り寅蔵に伝授した。安 堅は寅蔵を桃十郎と名づけた。桃十郎は二十歳を過ぎる頃には女絵姿と言えば桃十郎という程に世の中に名を馳せていった。安 堅はその頃に奇声を発しながら息絶えてしまった。桃十郎は自身の名声により生き別れていた梶と再会する事ができた。梶は遊女として華扇(かせん)と名乗り地位を得ていた。その後、桃十郎は華扇だけを描き続けていった。桃十郎の描いた華扇の絵がちちゆの目にとまり、二人の目の前に突然ちちゆが現れ運命を変えられてしまった。ちちゆは華扇の身体を奪いとり桃十郎の右腕を切り落として消え去ってしまった。桃十郎は筆を持つこともできず、姉の華扇をも奪われて奈落の底へ落とされてしまった。立ち上がることもできず、彷徨う末に辿り着いた廃屋に一人の男が居た。浪花の武士 雪蔵浪聖(ゆきくらろうせい)であった。雪蔵波聖は肺結核を患っていた。桃十郎の姿を観て左手一本で生きていくことを哀れに思い剣術を3年に渡って伝授した。雪蔵波聖は自身の持つ刀「桃中剣雲右衛門」の兄弟刀である「桃中剣牛右衛門」を授けた。その後、雪蔵浪聖は患っていた肺結核を悪化させ息を引き取った。その後、桃十郎は直ぐに大陸に渡った。大国辛亥(しんがい)にてスン・ウェンと出会い革命に参加した。以後物語りが始まる頃まで大陸浪人として戦いに明け暮れていた。
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