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Impresonation
ものまね
芸術の始まりは「ものまね」からなのだ。まだ言葉が使われようとしていない時代、そう「ソサエティ1.0」狩猟社会、いえいえその前からかもしれない。意識しないアート時代から、人類の能力として培われてきた「観察力」、それは生きるか死ぬかに左右されるものだったはず。しかし現在になり、あまり意識されなくなってきた。「観察力」を意識することで役者の「活き方」を左右するといえる。
「見る」と「観る」の違いを理解する。

つまり何に注意を向け、何を無視するか?
自分の視界に入ってきたものを「見る」という様な受身な過程ではない。
何をどの様に「観る」べきか?どの部分を忘れるべきか?そして注目すると決めた部分をどの様に捉え理解するか?
「どの様にすれば脳の中の潜在能力を最大限に引き出せるか?」
古い知識を何でも脳に放り込んでおらずに、出来るだけすっきり整理しておく。
役者が気づいたものは何でも脳の中の調度品になっていくものです。それが脳の情況に影響を与え、その事が演じていく度に加えられるものに影響を与える。

だから役者は選択の達人ならなければいけない!
ただ「見る」だけではなく、
適切に「観る」、よく考えて「観る」。
自分が何に注目するのか?そして、どの様に注目するのか?
将来自分が展開する推理に影響を与えるという充分に理解したうえで「観る」。
全体を観て、重要な部分に注意を払い、そうした細部をどの様にして思考の大きな作組みの中に組み入れるかを理解する。
実際に、観察を行い、身体を使って表現してみましょう。
観察に時間をかけ、頭の中で明確に観えるくらいになったら、身体表現をしてみましょう。
分からなくなったり、迷ったりしたら、ワークショップの担当講師にアドバイスをもらいましょう。